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Webライターの仕事内容と9つの種類|未経験からのなり方まで完全解説

「Webライターの仕事内容を知りたい」
「未経験からでもWebライターになれるのか知りたい」
こういった疑問に答える記事です。

この記事でわかることは以下のとおりです。

  • Webライターの主な仕事内容

  • Webライターの種類9選

  • 未経験からWebライターのなり方7ステップ

Webライターの仕事は記事を書くだけでなく、リサーチ・構成・営業など幅広い業務があります。
パソコン1台で始められ、副業やフリーランスとして自由に働けるのが魅力です。

とはいえ「自分にできるか不安だし、何から始めればいいかわからない…」と感じますよね?
この記事を読むことで、Webライターの仕事内容の全体像がわかり、未経験からWebライターになる道筋が見えるので、最後まで読んでみてください。

佐藤誠一

Webライターとは

WebライターとはWeb上のメディアや企業サイト向けに、記事を書く仕事です。
SEO記事・取材記事・動画台本・セールスライティングなど、扱う文章や記事の種類はさまざまです。

クライアントから依頼を受けて執筆するのが基本のスタイルで、副業やフリーランスを目指す方に人気があります。

パソコンとインターネット接続があれば自宅で作業でき、働く場所や時間を柔軟に調整しやすいのも特徴です。

Webライターとブロガーの違い

Webライターとブロガーは「文章を書く仕事」という点では似ていますが、収益の仕組みや働き方が違います。

2つの違いは以下のとおりです。

項目

Webライター

ブロガー

収益の仕組み

クライアントから執筆の報酬を受け取る

広告収入・アフィリエイト収入

収益の発生タイミング

記事を納品した時点で報酬が発生

ブログで商品が売れたり、広告が見られたりしたら報酬が発生

記事のテーマ

クライアントの指示に沿って執筆

自分でテーマ・内容を決める

収入が安定するまでの期間

比較的短い(記事を納品後すぐ)

数ヶ月〜1年以上かかることが多い

Webライターはクライアントに記事を納品して報酬を得るため、ブログと比べて早い段階で収入を得やすいです。

一方でブロガーは自分のメディアを育てる楽しさがある反面、収益化までに時間がかかります。

軌道にのれば収入が自動化しやすいのがブロガーの魅力ですが、まずは収入の仕組みがシンプルなWebライターで実績を積むのがおすすめです。

Webライターの主な仕事内容

Webライターは以下のように幅広い業務があります。

  • 記事を執筆する前のリサーチ

  • 記事の構成作り

  • 構成をもとに本文を執筆

  • 記事のチェック

  • 営業活動

  • クライアントとのやり取り

それぞれ詳しく解説していきます。

記事を執筆する前のリサーチ

本文を書き始める前に、記事作成に必要な情報をリサーチします。
リサーチが不十分だと根拠のない情報を書いてしまい、読者の信頼を失う恐れがあるためです。

主なリサーチ方法は以下のとおりです。

リサーチ方法

活用場面

Google検索

公的機関・専門サイトなどで信頼性の高いデータを調べる

AI検索(ChatGPT・Geminiなど)

関連情報を収集し、リサーチの抜け漏れを防ぐ

SNSリサーチ(X・Instagramなど)

読者のリアルな悩みやトレンドを確認する

Yahoo!知恵袋

読者が実際に抱えている疑問を把握する

例えば「副業の確定申告」をテーマにした記事を書く場合、まず国税庁の公式サイトで申告が必要な所得の基準額を確認します。

次にXで「副業 確定申告 わからない」と検索すると、読者のリアルな悩みがわかります。
例えば「どのくらいの収入から申告が必要か判断できない」「青色申告と白色申告の違いがわからない」といった声が見つかるでしょう。

複数のリサーチを組み合わせると、正確な情報と読者の疑問の両方を押さえた記事を書けます。

記事の構成作り

リサーチが終わったら、いきなり本文を書き始めるのではなく、まず記事の構成を作りましょう。

記事の構成とは、読者の疑問に対して順番に答えていく「記事の設計図」のことです。
以下のように見出しの階層(レベル)を整理しておくと、わかりやすい構成になります。

  • 記事のタイトル

  • H2(大見出し)

  • H3(中見出し)

構成の具体例は以下のとおりです。

記事の構成を先に決めておくと、書く内容が明確になり、執筆がスムーズになります。

構成をもとに本文を執筆

構成が完成したら、本文の執筆に入ります。
読者に伝わりやすい文章を書くために、押さえておきたいコツは以下のとおりです。

コツ

内容

結論から書く

読者が知りたいことを一文目で伝える

一文を短くする

一文あたり80文字未満を目安にする

専門用語を避ける

読者が知らない言葉は、わかりやすい表現に換える

指示書を守る

文字数・禁止ワード・フォーマットを確認しながら書く

AIを活用する

ChatGPTやGeminiで下書きや校正を補助してもらう

例えば、医療ジャンルの記事で「心筋梗塞」という専門用語が出てきた場合「心臓に血液を送る血管が詰まる病気」と補足を入れると読みやすくなります。

専門用語をそのまま使うと、医療知識のない読者が途中で離脱してしまうでしょう。

指示書の内容を守りながら読者目線で書き進めると、クライアントからの修正依頼も減らせます。

記事のチェック

本文を書き終えたら、納品前に必ずチェックしてください。
チェックを省くと、誤字や事実誤認が残ったままクライアントに納品してしまう恐れがあります。

確認すべき項目は以下のとおりです。

チェック項目

内容

ファクトチェック

数値・固有名詞・法律情報を公式サイトで確認する

誤字脱字チェック

enno」などのツールで文字の誤りを確認する

コピペチェック

CopyContentDetector」で他記事との類似度を確認する

音読チェック

執筆から時間をあけて声に出して読み、読みにくい箇所を修正する

例えば、NISAをテーマにした記事を書く場合、必ず金融庁の公式サイトで最新の制度内容を確認してください。

思い込みで書くと読者に誤った情報を届けてしまいます。
納品前のひと手間が、読者とクライアントの両方からの信頼につながります。

営業活動

Webライターは執筆だけでなく、自分で案件を受注するための営業活動も必要です。
クラウドソーシングサービスに登録して案件に応募するのが、未経験者が始めやすい方法です。

他にも以下のような営業手法があります。

  • ポートフォリオを整備してXやInstagramで発信する

  • 知人・前職のつながりに声をかける

  • Webライター向けの求人サイトで応募する

最初は単価が低い案件でも、丁寧に仕上げて実績を積み重ねると、条件の良い案件に採用されやすくなります。

1日1〜2件を目安に応募を継続していきましょう。

クライアントとのやり取り

案件を受注したら、クライアントとのやり取りも仕事の一部です。
返信の速さや報告の丁寧さが、継続依頼につながるかどうかに影響します。

クライアントとのやり取りで気をつけたいポイントは以下のとおりです。

  • メッセージを受け取ったらできるだけ早く返信する

  • 指示書の内容が不明なときは執筆前に質問する

  • 作業の進捗、遅れそうな見込み、完了をクライアントに伝える

例えば、納期が10日後の記事を受注し、早めに仕上げて納品する予定だったとします。
ところが、予定より作業が遅れそうだと気づいた場合は、気づいた時点ですぐに納品の見通しを連絡してください。

「当初予定していた作業スケジュールより少し遅れますが、最終納期の前日には納品できます」と伝えるだけで、クライアントは安心して待てます。

連絡が早くて誠実なライターは、継続依頼を受けやすくなります。

Webライターの種類9選

次に、代表的なWebライターの種類を解説していきます。

  1. SEOライター

  2. インタビューライター

  3. セールスライター

  4. 台本ライター

  5. ブックライター

  6. SNS運用代行

  7. エッセイライター

  8. メルマガライター

  9. テクニカルライター

それぞれのWebライターの特徴や難易度もわかるので、自分に合いそうなWebライターの種類を選んでみてください。

SEOライター

SEOライターは、Google検索で上位表示を狙う記事を執筆する仕事です。

項目

内容

仕事内容

Google検索キーワードを狙ったSEO記事の構成作成・執筆・修正対応

メリット

Webライティングの基礎が身につき、他ジャンルにも応用できる

デメリット

・単価があまり高くない
・SEO知識の習得に時間がかかる

記事単価の目安

1,500円〜30,000円

仕事の難易度

★★☆☆☆

近年はAIの普及で、シンプルなSEO記事の案件数は減少傾向です。

ただし、検索意図をくみ取って独自の切り口で書けるライターの需要は続いています。
例えば、金融など専門性が必要なジャンルでは、FP(ファイナンシャルプランナー)の資格があったり、金融業界での実務経験があったりすると重宝されます。

SEOライターになる方法は、SEOライターになる方法|SEO記事を作成する9ステップとスキルを解説に詳しくまとめたので参考にしてみてください。

インタビューライター

取材相手の話を引き出す力と、インタビュー内容をわかりやすく言語化する力が求められるのが、インタビューライターです。

項目

内容

仕事内容

取材・インタビューの実施と記事化

メリット

単価が高く、AIに代替されにくい

デメリット

取材のアポ取り・日程調整など執筆以外の業務が多い

記事単価の目安

30,000円〜100,000円

仕事の難易度

★★★☆☆

取材で聞いた話は、インターネット上には出ていない一次情報です。

例えば、企業の採用担当者に取材し、自社の働き方や社風を語ってもらった内容を記事にまとめます。
生の声は読者の信頼を得やすく、クライアントの利益にもつながりやすいでしょう。

未経験からでも、聞く力と書く力を磨けばインタビューライターを目指せます。
取材ライティング講座」などで、インタビュースキルとライティングスキルを学ぶのがおすすめです。

セールスライター

セールスライターは、LP(ランディングページ)や広告文など、商品の購入や申し込みにつながる文章を書く仕事です。

購買心理学やマーケティングの知識が必要で、Webライターの中では専門性が高い種類です。

項目

内容

仕事内容

LP・広告文・セールスメールなど購買を促す文章の執筆

メリット

高単価案件が多く、マーケティングスキルも身につく

デメリット

高い成果を問われるため、スキル習得までの道のりが長い

記事単価の目安

30,000円〜500,000円

仕事の難易度

★★★★☆

例えば、化粧品のLPなら使用後の変化を具体的に描き、読者に「自分も使ってみたい」と思わせる書き方をします。
商品の魅力を言葉で伝える力がつくと、ライターとしての市場価値が上がるでしょう。

まずは普段から、自分の心が動いた広告やLPを読んで、表現を勉強してみてください。

台本ライター

台本ライターは、YouTubeや企業の動画広告などで使われる台本(シナリオ)を作成するライターです。

動画市場の拡大に伴い需要が高まっており、構成力と視聴者を飽きさせない文章力が求められます。

出典:総務省|令和4年版 情報通信白書|動画共有・配信サービス

項目

内容

仕事内容

YouTube・広告・企業動画などの台本・シナリオ作成

メリット

動画市場の成長とともに案件数が増えている

デメリット

台本独特の書き方を習得するまで時間がかかる

記事単価の目安

3,000円〜50,000円

仕事の難易度

★★★☆☆

普段からYouTubeを見て台本の構成を分析しておくと、スキル習得が早まります。
以下の点に注目しながら動画を視聴してみてください。

注目ポイント

確認する内容

冒頭30秒

視聴者を引き込む言葉の選び方

話の展開

問題提起→解説→まとめの流れ

言葉の選び方

難しい用語の言い換え方

テンポ

一文の長さや間の取り方

分析した内容をメモに残しておくと、自分が台本を書く際の参考になります。

ブックライター

ブックライターは書籍の執筆を代行する仕事です。
1冊あたり8万〜10万字ほどの長文を書くケースもあるため、最後まで書き切る集中力が求められます。

項目

内容

仕事内容

電子書籍や書籍の企画・執筆代行

メリット

1案件あたりの単価が高い

デメリット

1冊を書き上げるまで数ヶ月かかることがある

記事単価の目安

300,000円〜1,500,000円

仕事の難易度

★★★★☆

例えば、経営者の考えを聞き取り、1冊のビジネス書としてまとめる仕事があります。
特定ジャンルの専門知識があれば活かせますが、著者への取材で内容を補える案件も多いです。

長文に挑戦したい方は、まず数千字の記事をこなして執筆量に慣れてみてください。

SNS運用代行

SNS運用代行は、企業や個人のX・Instagram・FacebookなどのSNSアカウントの投稿文を作成・管理する仕事です。

短文でも読者の興味を引く表現力と、各SNSの特性を理解したライティングスキルが必要です。

項目

内容

仕事内容

・SNS投稿文の作成
・スケジュール管理
・表示された回数の分析など

メリット

継続契約になりやすく、安定した収入を得やすい

デメリット

投稿頻度が多いため、ネタ切れや更新の負担がある

月額報酬の目安

20,000円〜300,000円

仕事の難易度

★★☆☆☆

例えば、飲食店のX運用を任された場合は、新メニューやキャンペーンの告知文を毎日投稿します。
クライアントに代わって、フォロワーが反応しやすい言葉やタイミングを考えて発信します。

毎月決まった本数を継続して納品するため、安定した収入を得やすいでしょう。

エッセイライター

コラムライターとも呼ばれるエッセイライターは、自分の体験や考えを主観的な文体で記事にする仕事です。

書き手の個性や視点が記事の魅力になります。

項目

内容

仕事内容

体験談・コラム・エッセイ記事の執筆

メリット

自分の経験をそのまま活かせる

デメリット

案件数が減少傾向にあり、継続的な仕事を確保しにくい

記事単価の目安

1,000円〜10,000円

仕事の難易度

★☆☆☆☆

執筆のハードル自体は低めですが、案件を獲得して収入を得る難易度は高くなっています。

ただ、自分の体験や感性をそのまま価値にできるのは、エッセイライターならではの魅力です。
例えば、子育て・闘病・地方移住などの実体験は、読者の心に残る記事になりやすいです。

普段からブログやnoteに記事を書きためておき、独自の文体を売り込めるように準備しておきましょう。

メルマガライター

メルマガライターは、企業や個人が読者に定期配信するメールマガジンの文章を作成する仕事です。

読者との継続的な関係を構築しながら、商品購入や申し込みへつなげる文章力が求められます。

項目

内容

仕事内容

・メルマガの企画
・文章作成
・配信スケジュール管理など

メリット

継続依頼になりやすく、セールスライティングのスキルも身につく

デメリット

開封率・クリック率など成果を問われるプレッシャーがある

記事単価の目安

5,000円〜30,000円

仕事の難易度

★★★☆☆

例えば、健康食品の通販会社のメルマガで、商品の活用レシピや読者の声を週1回届けるような仕事があります。

メルマガは、同じ読者に何度も配信し続けるのが前提です。
そのため一度受注すると、毎週・毎月と仕事が続く契約になりやすいでしょう。

まずは自分でメルマガを発行してみると、配信の流れがわかったり、書き方の練習になったりします。

テクニカルライター

製品マニュアル・操作ガイド・技術仕様書など、専門的な情報をわかりやすく文章化するのがテクニカルライターの仕事です。

ITや製造業の知識が必要で、正確さと読みやすさを両立する力が求められます。

項目

内容

仕事内容

マニュアル・技術文書・操作ガイドの作成

メリット

専門性が高く単価が安定している

デメリット

IT・製造業などの専門知識がないと参入が難しい

記事単価の目安

10,000円〜80,000円

仕事の難易度

★★★★☆

AIによる代替は進んでいますが、以下に該当するテクニカルライターはまだ需要があります。

  • 「世の中にまだない情報」を開発者から聞き出せる

  • 「実機検証」によるユーザー目線で書ける

  • AIが書いた内容のミスに気づける

IT経験者が副業として取り組む事例も多く、専門知識をもつ方は参入しやすいです。

Webライターの年収

Webライターの年収は、働き方や専門性によって幅があります。
副業・フリーランス・正社員それぞれで収入の目安が異なるため、自分の働き方に合った数字を確認しておきましょう。

フリーランスライターの年収分布

フリーランスライターの年収は、200万円未満が最も多いです。

フリーランス白書2019によると、フリーランスライターを含む「文筆系フリーランス」の年収分布は以下のとおりです。

年収帯

割合

200万円未満

32.0%

200万〜400万円未満

26.9%

400万〜600万円未満

21.5%

600万〜800万円未満

8.2%

800万〜1,000万円未満

5.5%

1,000万〜1,200万円未満

2.3%

1,200万〜1,500万円未満

0.9%

1,500万〜2,000万円未満

0.5%

2,000万円以上

0.5%

参考:フリーランス白書2019

200万円未満が32%を占める一方、600万円以上を稼ぐ方も約18%います。

スキルや専門性を磨くほど、年収の上限は広がっていきます。
副業からスタートして実績を積み重ねると、フリーランスとして収入を伸ばせるでしょう。

正社員ライターの年収相場

正社員ライターの平均年収は396万円です。

参考:求人ボックス|ライターの仕事の年収・時給・給料

正社員ライターは、主に以下のような会社で働きます。

  • 編集プロダクション

  • Web制作会社

  • メディアを運営する企業

毎月安定した給与を受け取れるため、収入が不安定になりやすいフリーランスよりも安心感があります。

なお、未経験からいきなり正社員として採用されるケースは少ないため、まずは副業やフリーランスとして実績を作るのがおすすめです。
その実績を武器に、正社員のライターへ転職するのが一般的なルートです。

未経験からWebライターのなり方を7ステップで解説

それでは、未経験からWebライターになる7ステップを解説します。

  1. ライティングの基礎スキルを習得する

  2. 自分の経験を棚卸しする

  3. クラウドソーシングで案件を確認する

  4. 案件に合致するサンプル記事を書く

  5. プロフィールページを整える

  6. 応募文を書いて案件にエントリーする

  7. 仕事を始める

1ステップずつ解説していくので、実践してみましょう。

1. ライティングの基礎スキルを習得する

Webライターとして案件を受注するには、まず基礎スキルを身につけておく必要があります。
基礎スキルが不足していると、受注後にクライアントから多くの修正を求められ、継続依頼につながりにくいためです。

習得しておきたい基礎スキルの例は以下のとおりです。

スキル

概要

文章構成力

読者が読みやすい順序で情報を整理する力

PREP法

結論→理由→具体例→再結論の型で書く技術

リサーチ力

信頼性の高い情報を調べて記事に活かす力

チェックスキル

納品前に文章の誤りを見つける確認力

基礎スキルを習得する主な方法は以下のとおりです。

学習方法

特徴

書籍で学習

体系的にライティングの基礎を学べる

YouTubeで学習

無料で動画を見ながら学習を進められる

ライター向けコミュニティのセミナー

同じ目標をもつ仲間と学び、質問もしやすい

講座

プロの添削を受けながら実践的なスキルを習得できる

独学でも学習は進められますが、体系的なカリキュラムと添削サポートが受けられる講座を活用すると、スキルの習得が早まります。
まずは書籍やYouTubeで基礎を勉強し、スキルを伸ばしたい段階で講座の受講を検討しても良いでしょう。

2. 自分の経験を棚卸しする

基礎スキルを学んだら、次にこれまでの経験を整理しておきましょう。
前職や趣味の経験は得意ジャンルや専門性としてアピールでき、案件を受注できる可能性があります。

棚卸しすべき項目と具体例は以下のとおりです。

棚卸し項目

具体例

職歴

看護師・営業職・エンジニアなど

保有資格

FP2級・宅地建物取引士・簿記など

趣味

旅行・グルメ・育児・投資など

得意な作業

調べもの・文章整理・インタビューなど

例えば、10年間介護職として働いてきた方が「介護・福祉」ジャンルの案件に応募する場合、現場経験をもとにした一次情報を記事に盛り込めるでしょう。
資格や職歴がない場合でも、週3回ランニングを続けている経験があれば「フィットネス・健康習慣」のジャンルで、説得力のある記事を書ける可能性があります。

経験を整理すると、応募する案件のジャンルが絞り込みやすくなります。

3. クラウドソーシングで案件を確認する

経験の棚卸しが終わったら、クラウドソーシングで実際の案件を確認しましょう。
先に案件の傾向を把握しておくと、次のステップで用意するサンプル記事やプロフィールを案件に合わせて準備できます。

確認しておきたいポイントは以下のとおりです。

  • 募集が出ているジャンル

  • 求められるスキルや経験

  • 文字単価や記事単価の相場

  • 応募条件

例えば、クラウドワークスに無料で登録して「ライティング・記事作成」のカテゴリで検索してみてください。
自分の経験と合致する案件が多いジャンルを見つけたら、チェックしておきましょう。

4. 案件に合致するサンプル記事を書く

応募したい案件のジャンルや傾向が把握できたら、そのジャンルや傾向に合わせたサンプル記事を書いていきます。
サンプル記事があると、クライアントに「どんな記事を書く人か」が伝わり、案件を受注しやすくなります。

例えば、転職ジャンルの案件に応募したい場合は「20代が転職エージェントを使うメリット」のようなテーマでサンプル記事を書きましょう。
WordPressで記事を書いても構いませんし、難しければnoteを活用しても問題ありません。
※WordPress(ワードプレス)とは、ブログやホームページを作れるシステムのことです。

公開した記事のURLを応募文に添付すれば、クライアントに実際の文章力を確認してもらいやすくなります。
サンプル記事を書く過程がそのまま執筆の練習にもなるため、積極的に取り組んでみてください。

5. プロフィールページを整える

サンプル記事が準備できたら、クラウドソーシングのプロフィールページを整えましょう。
プロフィールが充実しているほど、クライアントに「信頼できるライター」と判断されやすく、受注率が上がります。

プロフィールページに記載すべき項目と記入例は以下のとおりです。

項目

記入例

自己紹介

元看護師のWebライターです。
医療・健康ジャンルを得意としています。

サンプル記事

記事のURLを貼る

保有資格や経歴

・看護師免許
・病院勤務10年

対応可能な業務

・構成の作成
・記事の執筆

稼働時間

平日9〜15時(週30時間程度)

プロフィールは「どんな人が・何を得意として・どれくらい稼働できるか」をひと目で伝えるページです。
空欄が多いプロフィールはクライアントに不安を与えやすいため、できる限り埋めておきましょう。

6. 応募文を書いて案件にエントリーする

プロフィールが整ったら、応募したい案件に応募文を送りましょう。
応募文でクライアントに対する第一印象が決まるため、丁寧に書いてください。

応募文の型は以下のとおりです。

応募文の型

概要

自己紹介

名前と現在の状況を1〜2文で紹介

志望動機

案件に応募した理由を具体的に記載

略歴や経験

職歴や経験を簡潔に記載

強み

案件に関連する強みを記載

サンプル記事

URLを添付して文章力をアピール

稼働時間・日数

週何日・何時間稼働できるかを明記

決意表明と締めくくり

取り組む姿勢と意気込みを記載

型に沿った応募文の例は以下のとおりです。

応募文の例

応募文はクライアントの案件内容をよく読んだ上で「案件に応募した理由」が伝わるように書くと、採用される確率が上がりやすいです。

7. 仕事を始める

案件に採用されたら、いよいよ仕事を始めます。
最初の案件は特に丁寧に取り組み、クライアントとの信頼関係を築きましょう。

仕事を始める際の注意点は以下のとおりです。

注意点

内容

指示書をよく読む

文字数・禁止ワード・フォーマットを確認する

納期を守る

間に合わない場合は早めにクライアントへ連絡する

不明点は早めに確認する

執筆前に方向性を確認し、修正の手戻りを減らす

修正依頼には前向きに対応する

フィードバックをスキルアップのチャンスとして受け取る

納品前にセルフチェックする

誤字脱字・構成ミス・指示書との照合を実施する

丁寧なやり取りと期日厳守を続けると、クライアントからの信頼が積み重なり、継続依頼や高単価案件につながっていきます。

Webライターに関するよくある質問

最後に、Webライターを目指す際によくある質問に答えていきます。

Webライターのきついところは?

一般的に「Webライターはきつい」といわれる理由は以下のとおりです。

  • 最初は案件を受注できないことがある

  • 納期に追われるプレッシャーがある

  • 苦手なジャンルの記事も書かなければならない

  • フィードバックで自信を失うことがある

  • 孤独を感じやすい

一方で、Webライターには以下のような魅力もあります。

  • 未経験からでも始めやすい

  • 人間関係のストレスが少ない

  • 場所や時間を問わず自由に働ける

  • スキルアップが収入アップに直結する

  • Webライティングスキルは汎用性が高い

きついといわれる面と魅力を理解した上で、Webライターを目指しましょう。

Webライターのきつい理由と魅力については、Webライターがきつい11の理由と続けるべき5つのメリットを解説で詳しく解説しています。

Webライターの将来性は大丈夫?

Webライターの将来性を不安視する声もありますが、需要が続く理由がいくつかあります。

将来性がある理由は以下のとおりです。

  • Web広告市場が今後も拡大し続けるから

  • 専門性の高い記事はAIだけでは書けないから

  • テキストコンテンツの需要はなくならないから

  • 動画台本の需要が高まっているから

特に、医療・法律・金融など専門知識が必要なジャンルや、実体験をもとにした一次情報の記事は、AIが代替しにくい領域です。
例えば、実際に育児を経験した親が書く「夜泣き対策の体験談記事」は、AIが生成した一般論よりも読者の共感を得やすく、メディア側からも重宝されます。

Webライターの将来性については、Webライターに将来性はある?AI時代でも活躍できる8つのスキルで詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

Webライターに向いている人の特徴は?

Webライターに向いている人の特徴は以下のとおりです。

  • 文章を書くのが苦にならない

  • 仕事のルールを几帳面に守れる

  • スケジュールを自分で管理できる

  • マメなコミュニケーションが取れる

  • 好奇心旺盛で幅広いジャンルに興味をもてる

  • 情報の裏を取るリサーチが得意

  • 論理的思考力がある

  • フィードバックを前向きに受け入れられる

  • 読者目線に立って物事を考えられる

  • Webツールの使用に慣れている

例えば、几帳面にルールを守れる人は指示書の細かい条件を見落としません。
クライアントからの修正依頼が少なくなるため、結果として継続依頼を得やすくなります。

当てはまる特徴が多いほど、Webライターの仕事を続けやすいでしょう。
向いている人の特徴については、Webライターに向いてる人の特徴10選|未経験からの始め方も紹介でさらに詳しく解説しています。

Webライターに資格は必要ですか?

資格がなくてもWebライターとして仕事を始められます。
ただし、専門性が必要なジャンルでは、資格があると案件の受注で有利になります。

ジャンル

有利になる資格の目安

金融系

FP2級以上

不動産系

宅地建物取引士

転職系

キャリアコンサルタント

具体的には、FP2級を保有しているライターが金融メディアに応募する場合、クライアントから「最低限の金融知識がある人」と判断されやすくなります。
資格がない場合でも、まずは未経験者歓迎の案件から実績を積み、その後に関連資格を取得していけばOKです。

独学でもWebライターになれる?

独学でもWebライターになれます。
事実、書籍やYouTubeでライティングの基礎を学びながら仕事を始める方もいます。

ただし、独学では「何から学べばいいかわからない」「フィードバックをもらえずスキルが伸び悩む」という壁にぶつかりやすいです。
効率よくスキルを身につけたい方は、体系的に学べる講座も検討してみましょう。

おすすめの講座は、おすすめのWebライター講座9選|初心者向けのスクールを比較にまとめています。

まとめ|Webライターを目指してみよう

最後にもう一度、未経験からWebライターになる7ステップをまとめておきます。

  1. ライティングの基礎スキルを習得する

  2. 自分の経験を棚卸しする

  3. クラウドソーシングで案件を確認する

  4. 案件に合致するサンプル記事を書く

  5. プロフィールページを整える

  6. 応募文を書いて案件にエントリーする

  7. 仕事を始める

Webライターに興味がある方は、さっそく一歩を踏み出してみてください。
この記事が、あなたがWebライターになるきっかけになればうれしいです!

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