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文字起こしの副業の始め方5ステップ|AIで作業時間を減らすコツも解説

「文字起こしの副業は、実際いくらくらい稼げるの?」
「未経験でも受注できるのか知りたい」
こういった疑問に答える記事です。

この記事でわかることは以下のとおりです。

  • 文字起こしの副業で稼げる金額の目安

  • 文字起こしの副業がきついと言われる理由

  • AIで文字起こしの作業時間を短くする方法

  • 未経験から文字起こしの副業を始める5ステップ

文字起こしの副業はAIに下書きを任せられるようになり、1本にかける時間を短くできる仕事になりました。
手を動かす部分が減った分、実績のない人でも音声の短い案件から受注を積み上げていけます。

とはいえ、実績がない状態から本当に受注できるのか不安ですよね?
この記事を読むことで、1本いくらの仕事をどう受け、どこまで作業時間を短くできるのかがわかります。

さっそく、1件目の受注に向けて動き出しましょう。

文字起こしの副業とは

文字起こしの副業は、録音された音声を聞き取って文字にする仕事です。
募集では「テープ起こし」「書き起こし」の名前で出ていることもありますが、指している作業は同じです。

発注者から音声ファイルを受け取り、指定された書式に沿ってテキストにして納品するまでが1件の仕事になります。
話の内容を要約するのではなく、聞こえたとおりに文字にするのが基本です。

ここではどんな依頼があり、どこまでを人が担当するのかを見ていきます。

議事録・インタビュー・動画の字幕が主な依頼内容

文字起こしの依頼は、会議の議事録・インタビューの記録・動画の字幕づくりが中心です。
音声のまま保存しても後から中身を探しにくく、文字にして残したい場面が多くあります。

主な依頼の内容を以下にまとめました。

音声の種類

依頼の内容

会議・打ち合わせ

議事録として発言の要点を整理

インタビュー・取材

話し手の発言をそのまま記録

セミナー・講演

記事や資料に使う原稿の作成

YouTube動画

字幕や概要欄に使うテキストの作成

対談・座談会

話者名を付けた複数人の発言の記録

社内で共有する議事録なら発言の要点が拾えていれば足りますが、記事として公開する原稿では話し言葉を読める文章に整えるところまで求められます。

どの依頼でも、音声を聞いて文字にする作業の中身は共通しています。

AIの普及後も最終確認は人が担当する案件が中心

音声を自動で文字にするAIが普及した今も、仕上げを担当しているのは人です。
AIの変換精度は、録音の環境や話し方によって変わるためです。

雑音が入った会議室の録音や、複数人が同時に話す場面では、誤変換が増えます。
AIと人の分担を以下にまとめました。

AIができること

人が担当すること

音声から下書きのテキストを作る

聞き取りにくい箇所の聞き直し

言い直しや相づちの削除

社名・人名など固有名詞の確認

句読点や改行の自動挿入

同じ読みの漢字の変換ミスの修正

長い音声を短い時間で処理

発注者が指定した書式への調整

機械が出したままのテキストでは、発注者はそのまま資料や字幕に使えません。
文字起こしの副業は、AIが作った下書きを人が仕上げて納品する流れへ変わりつつあります。

参考記事:AIに奪われない仕事12選|身につけた方がいい5つのスキルも解説

文字起こしの副業で稼げる金額の目安

文字起こしの副業で受け取れる報酬の目安は、以下のとおりです。

  • 報酬は1本数百円から1万円前後まで開きがある

  • 初心者向けの短い案件は1本500円前後から

  • 月5万円を手元に残すには約38時間かかる

金額はクラウドワークスに掲載されている募集と、同サービスが公開している発注相場をもとにしています。

1つずつ解説していきます。

報酬は1本数百円から1万円前後まで開きがある

文字起こしの報酬は、1本400円ほどの募集から1万円前後の募集まで開きがあります。
音声の長さと報酬の決め方が案件ごとに違い、1時間あたりで報酬が決まる時間単価制の募集も多く掲載されています。

クラウドワークスに掲載されている募集を、報酬の形式ごとにまとめました。

報酬の形式

報酬の例

向いている人

固定報酬制(1,000円台まで)

1本400〜1,100円

未経験から始める人

固定報酬制(数千円以上)

1本5,000〜10,000円

実績を積んでいる人

時間単価制

1時間1,500〜2,000円

まとまった時間を取れる人

クラウドソーシングとは、仕事を頼みたい企業と働きたい人をインターネット上でつなぐ仕組みです。

テープ起こし・文字起こしの発注相場は、クラウドワークスの公式サイトで5,000円〜と公開されています。
発注相場は依頼する側が支払う金額で、クラウドソーシングで仕事を受ける場合は、ここからシステム利用料を引いた額が手元に残ります。

システム利用料とは、クラウドソーシングのサービスを使うときに報酬から差し引かれる手数料のことです。
募集に書かれた金額がそのまま入るわけではないので、手取りは少し低めに見積もっておきましょう。

参考記事:クラウドワークスの手数料の計算方法|受取金額の早見表と単価設定のコツ【2026年版】
参考:クラウドワークス|テープ起こし・文字起こしの仕事(2026年9月1日時点)
参考:クラウドワークス|発注相場

初心者向けの短い案件は1本500円前後から

実績がない状態で最初に受けやすいのは、1本500円前後の短い音声の募集です。
音声が短い分だけ1回の作業量が限られ、初めてでも納品まで進められます。

クラウドワークスで見かける初心者向けの募集の条件を、以下にまとめました。

  • 10〜13分程度の短い音声

  • 1本400〜550円の固定報酬

  • 継続の依頼を前提とした募集

継続を前提にした募集なら、1件ごとに応募し直す手間もかかりません。
まずは短い音声の募集で、1本にどれくらいの時間がかかり、いくら受け取れるのかを確かめてみてください。

月5万円を手元に残すには約38時間かかる

月5万円を手元に残すなら、時間単価1,500円の案件で月約38時間の作業が目安になります。
クラウドソーシングで仕事を受ける場合、時間単価制の募集は1時間1,500〜2,000円で掲載されており、その下限で計算した数字です。

契約した金額からはシステム利用料が差し引かれるので、必要な契約金額は5万円より多くなります。
計算の内訳を以下にまとめました。

項目

計算

金額

手元に残したい金額

月5万円を目標に設定

50,000円

システム利用料

契約金額10万円以下の部分は20%+消費税

契約金額の約12%

必要な契約金額

手取りが50,000円になる金額

約56,800円

時間単価

時間単価制の募集の下限

1,500円

必要な作業時間

56,800円 ÷ 1,500円

約38時間

参考:クラウドワークス|ワーカーシステム利用料

時間単価が上がれば、同じ月5万円でも必要な作業時間は短くなります。

ただし応募した募集をすべて受注できるわけではないため、はじめのうちは目標に届かない月もあるでしょう。
目標の金額を作業時間に置き換えて考えると、いま確保できる時間でその金額に届くかが見えてきます。

文字起こしの副業が未経験者に向いている理由

文字起こしの副業が未経験者に向いている理由は、以下の2つです。

  1. 特別な資格・スキルがいらないから

  2. 在宅で好きな時間に作業できるから

まだ1件も受注したことがない段階でも、応募できる募集は見つかります。
1つずつ解説していきます。

特別な資格・スキルがいらないから

文字起こしは資格をもっていない人でも応募できる仕事です。
録音された言葉を、そのまま文字に直していく作業が中心です。

必要だと思われがちなものと、実際に求められるものを以下にまとめました。

必要だと思われがちなもの

実際に求められるもの

速記の資格

音声を聞いたとおりに文字にする正確さ

タイピングの検定

変換ミスに気づける日本語の知識

業界の専門知識

わからない語を調べる習慣

高い文章力

募集要項の表記ルールの確認

ただし、聞き取れない箇所をそのままにせず、何度も再生して確かめる丁寧さは求められます。
学習や道具の準備に時間をかけずに済む分、未経験の段階から1件目に応募できるでしょう。

在宅で好きな時間に作業できるから

作業する時間と場所を自分で決められるのも、未経験者に向いている理由です。

音声ファイルを再生できる環境があれば進められるため、決まった勤務時間に縛られません。
例えば、平日の夜と週末しか時間を取れない場合は、以下のような進め方ができます。

  • 平日の夜に30分ずつ聞き進める

  • 週末にまとめて1本を仕上げる

  • 納期までの日数に作業を分ける

納期までに納品できれば作業する時間帯を自分で組めるため、本業を続けながら始められます。

参考記事:在宅でできるおすすめの副業20選|失敗しない始め方4ステップを徹底解説

文字起こしの副業がきついと言われる理由

文字起こしの副業は始めやすい一方で、きついと言われることもあります。

  • 手作業では音声の数倍の時間がかかるから

  • 単価の低い案件だけを受けると時給換算が下がるから

  • 複数人が話す音声は話者の判別に手間がかかるから

きついと言われる背景を先に知っておくと、始めてからのギャップを減らせるでしょう。
こちらも1つずつ解説していきます。

手作業では音声の数倍の時間がかかるから

手作業の文字起こしは、音声の再生時間よりも長い作業時間がかかるため、きついと感じやすくなります。
音声を一度聞いただけでは文字にできず、同じ箇所を何度も聞き直すことになります。

作業時間が長くなる要因を以下にまとめました。

  • 聞き取れない部分の巻き戻しと再生

  • 社名・人名など固有名詞の確認

  • 数字や単位の表記のそろえ直し

  • 納品前の誤字脱字の読み返し

1時間の音声を預かっても、作業が1時間で終わるとは限りません。
平日の夜と週末しか作業できない人にとっては、1本の納品までに何日もかかることが、きつさにつながります。

ただし、近年はAIでの文字起こしを認める案件も増えており、手を動かす時間は少しずつ減りつつあります。

単価の低い案件だけを受けると時給換算が下がるから

報酬の額だけで案件を選ぶと時給換算が下がるのも、きついと言われる理由です。
固定報酬制の案件は、作業にかかった時間に関係なく報酬が決まっています。

クラウドワークスに掲載されていた文字起こしの募集をもとに、時給換算の例を以下にまとめました。
固定報酬の案件は、仮に1本あたり2時間かかったとして計算しています。

報酬が高い案件は音声も長いことが多く、実際の作業時間はその分増えます。

案件の例

報酬

時給換算

固定報酬制の募集(低い水準の例)

400円

200円

10〜13分の動画1本(継続前提)

550円

275円

固定報酬制の募集(1,100円の例)

1,100円

550円

時間単価制の募集

1時間1,500〜2,000円

作業した時間分がそのまま報酬

参考:クラウドワークス|テープ起こし・文字起こしの仕事(2026年9月1日時点)

クラウドソーシングで仕事を受ける場合は、ここからシステム利用料が差し引かれることも覚えておきましょう。

作業時間を考えずに報酬の額だけで応募先を決めると、納品後に割に合わないと感じてしまいます。

複数人が話す音声は話者の判別に手間がかかるから

複数人が話す音声は、誰の発言かを判別する手間がかかるため、きついと言われます。

会議や座談会の録音では発言が重なりやすく、声だけでは話者を聞き分けられません。
発言者ごとに「Aさん」「Bさん」と書き分ける指定がある案件では、同じ箇所を聞き返す回数が増えます。
相づちや言い直しが重なる場面では、どこから誰の発言が始まったのかを判断しにくいです。

1人が話す音声と同じ感覚で受けると、話者の確認だけで作業時間が膨らみ、きついと感じる原因になるでしょう。

AIで文字起こしの作業時間を短くする方法

AIを使うと、文字起こしのうち手を動かす部分を減らせます。
この章で紹介するAIの活用法は以下のとおりです。

  1. 音声ファイルはAIに読み込ませて下書きを作る

  2. 話し言葉の整形はプロンプトでまとめて済ませる

  3. 固有名詞・漢字の誤変換は最後に人が確認する

  4. スマホだけでも短い音声なら対応できる

どれもブラウザやアプリから使えるもので、専門的な設定はいりません。

参考記事:AIを使ったおすすめの副業10選|初心者が月5万円を目指すステップ

1つずつ解説していきます。

音声ファイルはAIに読み込ませて下書きを作る

文字起こしの下書きは、音声ファイルをAIに読み込ませると自動で作れます。
Google AI StudioやVrewのように、録音した音声をそのまま読み込ませられるツールがあります。

下書きができるまでの流れは以下のとおりです。

  1. 音声ファイルをパソコンに保存する

  2. AIツールに音声ファイルを読み込ませる

  3. 文字起こしを指示してテキストを受け取る

  4. テキストを編集用のファイルに貼り付ける

Google AI Studioは無料で使えます。

Vrewは無料プランでも音声分析が月200分まで使え、Lightプランは年15,200円(税込・月額換算1,267円)で月2,000分まで文字起こしできます。

料金は2026年9月1日時点のもので、最新の内容は各公式サイトで確認してみてください。

参考:Google|AI Studio
参考:Vrew|料金プラン

ただし、社外に出せない内容を含む音声を、そのまま外部のサービスに読み込ませるのは避けましょう。

音声データの扱いは案件ごとのマニュアルをチェックしておくと安心です。
音声を聞きながら一から入力する必要がなくなるため、下書きを直す作業に時間を割けます。

話し言葉の整形はプロンプトでまとめて済ませる

プロンプトにまとめて指示すると、話し言葉の整形は1回で済みます。
プロンプトとは、AIに出す指示文のことです。

言い直しの削除と話し手の表記を別々に直していくと、同じテキストを何度も読み返すことになります。

そのまま使えるプロンプトの例は以下のとおりです。

以下の文字起こしテキストを、読みやすい文章に整えてください。

  • 「えー」「あのー」などの相づちは削除

  • 言い直しや重なった表現は1つにまとめる

  • 話し手ごとに「話者A」「話者B」と表記

  • 発言の順番と内容は変えない

  • 要約や事実の追加はしない

  • 語尾はですます調にそろえる

※ここに文字起こしテキストを貼り付け

納品の形式に指定があるときは、話者名の書き方や句読点の扱いを指示の行に足してみてください。
整形の指示を一度作っておけば、次の案件からは貼り付けて使い回せます。

固有名詞・漢字の誤変換は最後に人が確認する

固有名詞と漢字の変換は、AIの出力をそのまま使わず人が確認します。
音声認識は前後の音のつながりから文字を当てはめるため、社名や人名は違う表記で出てきやすいです。

確認しておきたい箇所を以下にまとめました。

AIが間違えやすい箇所

確認の方法

社名・サービス名

公式サイトの表記と照合

人名の漢字

依頼時の出席者リストで確認

業界用語・略語

関連サイトで検索して裏取り

同音異義語

前後の文意から判断

数字・日付・金額

該当箇所を再生して聞き直し

誤変換が残っていると、修正を依頼されて結局手間が増えます。

聞き直す場所を誤変換の起きやすい箇所に絞れば、全文を頭から聞き返さずに済み、確認の時間を短く抑えられるでしょう。

スマホだけでも短い音声なら対応できる

パソコンをもっていなくても、短い音声ならスマホのアプリだけで文字起こしを終えられます。
保存・読み込み・修正のどれもスマホの画面で進められます。

スマホだけで進めるときの流れは以下のとおりです。

  1. 送られてきた音声ファイルをスマホに保存

  2. ブラウザやアプリでAIツールを開く

  3. 音声を読み込ませてテキストを受け取る

  4. 誤変換は音声を聞き直して修正

無料プランのあるAIツールなら、費用をかけずに試せます。
Claudeは無料プランがあり、有料のProは月20ドル(約3,200円)です。

2026年9月1日時点の料金で、1ドル=160円で計算しています。
最新の内容は公式サイトで確認してみてください。

参考:Anthropic|Claudeの料金プラン

ただし小さい画面では長い音声の聞き直しに手間がかかるので、まずは短い音声で試すと進めやすいです。
移動の合間にスマホで下書きまで作っておけば、パソコンを開いたときは確認と修正から始められます。

参考記事:スマホ1台で始めるおすすめ在宅副業9選|初心者でも安全に稼ぐコツ

未経験から文字起こしの副業を始める5ステップ

未経験から文字起こしの副業を始めるまでの流れを、5つのステップにまとめました。

  1. 静かに音声を聞ける作業環境をそろえる

  2. クラウドソーシングへ登録し本人確認を済ませる

  3. AIツールを1つ決めて手持ちの音声で練習する

  4. 未経験可の短い案件に応募して1件目を受注する

  5. 納品後に評価をもらって実績として残す

平日の夜と週末だけの稼働でも、順番に進めれば1件目を受注できる可能性があります。
1ステップずつ解説していきます。

1. 静かに音声を聞ける作業環境をそろえる

文字起こしの副業は、音声を聞き取れる環境さえ整えば自宅で始められます。
周囲の音が入る場所では話し声の細部を聞き分けられず、同じ箇所を何度も再生し直すことになります。

最初にそろえたいものと選び方の目安は以下のとおりです。

そろえるもの

選び方の目安

パソコン

音声の再生と文字入力を同時にこなせるもの

イヤホン・ヘッドホン

周囲の音が入りにくい密閉型

再生用の無料ソフト

再生速度の調整と数秒の巻き戻しに対応

作業する時間帯

生活音が少ない早朝や夜

新しく買いそろえる必要はなく、手持ちのパソコンとイヤホンで足ります。
音声を聞き取れる状態を作るところまでで、1つ目のステップは完了です。

2. クラウドソーシングへ登録し本人確認を済ませる

案件を探す場所として最初に登録したいのが、クラウドソーシングのサイトです。
募集を探すところから報酬の受け取りまで、1つのサイトの中で進められます。

登録から応募できる状態になるまでの流れは以下のとおりです。

  1. メールアドレスで会員登録する

  2. プロフィールに対応できる作業を書く

  3. 本人確認書類を提出する

  4. 報酬の振込先口座を登録する

本人確認は運転免許証やマイナンバーカードの提出で手続きでき、確認が終わるまでに時間がかかる場合があります。
募集を探し始める前に済ませておくと、条件に合う案件を見つけたその日に応募できます。

3. AIツールを1つ決めて手持ちの音声で練習する

AIツールは、あれこれ試さずに1つだけ決めて使い込む方が上達しやすくなります。
ツールごとに操作画面も指示の出し方も違うため、並行して覚えようとすると練習が進みにくくなります。

練習に使いやすいツールと、試すときの流れは以下のとおりです。

ツール

試すときの流れ

つまずきやすい点

Google AI Studio

音声ファイルを読み込ませて書き起こしを指示

1回に読み込める音声の長さに上限がある

Vrew

動画や音声を開いて字幕の自動生成を実行

無料の範囲では分析できる時間に上限がある

Gemini Notebook

音声ファイルをソースに追加して文字起こしを確認

無料で保存できるソースの数に上限がある

Claude

書き起こしたテキストを貼り付けて整形を依頼

音声ファイルの読み込みには非対応

Gemini Notebookは、音声ファイルを追加するとインポートの時点で文字起こしされ、無料でも50個までソースを保存できます。

参考:Google|ノートブックの新しいソースを追加または検索する

練習の音源は、自分でスマホに録音した5分ほどの雑談や、公開されているセミナー動画で用意できます。
同じツールで数本練習しておくと、案件を受ける前に自分の手順を固められるでしょう。

4. 未経験可の短い案件に応募して1件目を受注する

最初の1件に選びたいのは、未経験可と書かれた短い音声の募集です。
10〜13分ほどの動画1本といった案件なら作業量を見積もりやすく、納期にも追われにくいです。
応募のときは、対応できる作業と稼働できる時間を具体的に書いて伝えましょう。

提案文の例は以下のとおりです。

はじめまして。

◯◯の文字起こしの募集を拝見し、応募いたしました。

音声の書き起こしから誤字の確認まで対応でき、指定の書式に合わせて納品します。

稼働は平日の20〜23時と土日で、1週間に5時間ほど確保できます。

まずは1本お試しでお任せいただき、仕上がりを確認いただけますと幸いです。

ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


対応できる作業と稼働時間が書かれていると、発注者は依頼したあとの進み方を判断しやすくなります。

短い音声の募集を選んで1件目を受注できると、次のステップの評価につながります。

5. 納品後に評価をもらって実績として残す

納品後にもらえる評価は、応募のときに見られる実績になります。
実績のない応募者と何が違うのかを、発注者が判断する材料になります。

評価は契約が完了しないと登録されないため、納品したら検収の依頼までを1つの区切りとして進めましょう。
例えば、修正に対応したあとに「問題がなければ検収をお願いします」と一言添えると、契約完了まで進みやすくなります。

届いたコメントはプロフィールに残り、次に応募する募集の発注者からも見えます。
評価が1件残るところまで進めば、未経験から文字起こしの副業を始める5つのステップは完了です。

文字起こしの副業で単価を上げるコツ

文字起こしの案件は、受け方を少し変えるだけで1件あたりの報酬に差が出ます。

  1. データ入力・リライトも引き受けて報酬を増やす

  2. 字幕データの形式で納品できるようにする

  3. 実績を足がかりに動画編集・ライティングへ広げる

どれも新しい資格は不要で、受注を重ねながら順番に取り組めるでしょう。
こちらも1つずつ解説していきます。

データ入力・リライトも引き受けて報酬を増やす

文字起こしの案件は、テキストにしたあとの作業まで引き受けると、1件の報酬を増やせます。
数値の整理や文章の手直しは、文字起こしとは別の作業として値づけされています。

クラウドソーシングで仕事を受ける場合の発注相場を、以下にまとめました。

追加する作業

上乗せの目安

話された数値・項目の表への入力

1,000円〜/時間

話し言葉を読みやすく直すリライト

1円〜/文字

参考:クラウドワークス|発注相場

発注相場は依頼する側が支払う金額なので、手元に入るのはシステム利用料を差し引いた額です。

例えば「会議の音声を議事録にまとめてほしい」との募集は、聞き取って文字にするだけの募集より高い報酬が設定されている場合があります。
応募のときに「表への入力や文章の整えまで対応できます」と添えておくと、同じ長さの音声でも報酬の高い案件を受けやすくなります。

字幕データの形式で納品できるようにする

テキストだけでなく字幕データとしても納品できると、動画の案件に応募しやすくなります。
動画に字幕を入れる発注者は、編集ソフトにそのまま読み込める形式を求めます。

文字起こしの納品でよく指定される形式は以下のとおりです。

納品の形式

使われる場面

字幕用のファイル(SRTなど)

動画への字幕の表示

タイムコード付きのテキスト

動画の該当箇所の頭出し

Wordやテキストの原稿

議事録・インタビューの記事化

音声のどこを話しているかを伝えるタイムコードは、字幕の書き出しに対応したツールなら下書きの段階で付けられます。
募集要項に納品形式の指定がある案件でも、対応できると伝えられれば応募を見送らずに済みます。

納品できる形式が増えるほど、報酬の条件が良い案件まで応募先を広げられるでしょう。

実績を足がかりに動画編集・ライティングへ広げる

文字起こしで積んだ実績があれば、動画編集やライティングの案件にも応募できます。

次の仕事

必要なスキル

発注相場

動画編集

カット・テロップ入れの操作

8,000円〜/本

Webライティング

記事の構成づくりと文章の整理

1円〜/文字

参考:クラウドワークス|発注相場

いずれもクラウドソーシングで仕事を受ける場合の相場で、実際の報酬は募集ごとに違います。
動画編集では字幕データを作るときに触れたツールの操作がそのまま活かせるでしょう。
インタビューの文字起こしを重ねた人なら、話の流れを整理する感覚をライティングにも持ち込めるでしょう。

文字起こしを入り口にして受けられる仕事を増やしていけば、報酬の条件が良い依頼を選びやすくなります。

参考記事:Webライターの始め方|未経験者が副業で収益化する8ステップ
参考記事:初心者向け動画編集副業の始め方ロードマップ|先輩たちの体験談あり

文字起こしの副業で注意すべきこと

文字起こしの副業を始める前に、注意すべきことも確かめておきましょう。

注意すること

内容

守秘義務

音声の内容は外部に出さない

AIの使用

募集要項で可否を確かめる

詐欺案件

高額な教材の購入を求められたら断る

確定申告

所得が年20万円を超えたら申告する

どれも仕組みを知っておけば対応できるもので、身構える必要はありません。
1つずつ解説していきます。

守秘義務|音声の内容は外部に出さない

文字起こしで受け取った音声の内容は、作業が終わったあとも外部に出さないのが原則です。
会議やインタビューの音声には、公開前の企画や取引先の名前が含まれるためです。

案件によっては、応募の段階で秘密保持契約を結ぶよう求められます。
例えば、作業中の画面を写した写真をSNSに載せる行為も、内容を外に出したとみなされます。

音声ファイルと納品したテキストを、指定された期限までに削除するところまでが仕事です。

AIの使用|募集要項で可否を確かめる

募集要項でAIの使用が認められているかを確かめてから応募しましょう。
音声ファイルを外部のサービスに読み込ませる作業を、禁止している案件があるためです。

募集要項で確認したい項目は以下のとおりです。

  • AIの使用可否の記載

  • 音声を外部に読み込ませる操作の可否

  • AIを使った場合の申告の要否

記載が見当たらないときは、応募のメッセージで発注者に質問すれば確認できます。
AIを使ってよいかは、応募前に確かめるのが確実です。

詐欺案件|高額な教材の購入を求められたら断る

高額な教材やセミナーの購入を求める募集は、応募を見送って問題ありません。
報酬を支払う側が働く人に費用の負担を求めるのは、仕事の依頼として不自然です。

応募の前に確かめたい特徴は以下のとおりです。

  • 作業の前に教材やソフトの購入を求める

  • 個人のメッセージアプリへの登録を促す

  • 報酬の金額や作業内容の記載がはっきりしない

判断に迷う募集を見つけたら、応募を保留にしてサイトの運営に問い合わせてみてください。

確定申告|所得が年20万円を超えたら申告する

副業の所得が年間20万円を超えたら、確定申告が必要です。
1ヶ所から給与を受けている会社員は、給与所得と退職所得を除く所得の合計が20万円を超えると申告の対象になります。

所得とは、受け取った報酬から経費を引いた金額です。

文字起こしの副業では、以下のようなものが経費にあたります。

  • AI文字起こしツールの利用料

  • 作業用のイヤホン・ヘッドホンの購入費

私用と兼ねているものは、仕事に使った割合の分だけを経費にします。

報酬の合計が20万円を超えていても、経費を引いた所得が20万円以下なら所得税の確定申告は不要です。
ケースごとの申告の要否は以下のとおりです。

ケース

申告の要否

会社員で副業の所得が年20万円以下

所得税の確定申告は不要(住民税の申告は必要)

会社員で副業の所得が年20万円を超える

所得税の確定申告が必要

給与を2ヶ所以上から受けている

金額にかかわらず税務署に確認

判断に迷う場合

税務署や税理士に相談

住民税の申告は自治体の窓口が受け付けるため、所得税とは申告先が別になります。
所得税の確定申告が不要な20万円以下の場合でも、住民税の申告は必要です。

手続きは住んでいる市区町村によって違うので、窓口の案内を確認してみてください。
自分がどのケースに当てはまるかは、税務署や税理士に確認しておくと安心です。

クラウドソーシングで受け取った報酬は、月ごとに記録を残しておきましょう。

参考:国税庁|No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人(令和7年4月1日現在法令等)
参考:横浜市|給与以外に副収入がある場合の住民税の申告は…

文字起こしの副業に関するよくある質問

最後に、文字起こしの副業についてよくある質問に答えていきます。

文字起こしのバイトと副業は何が違う?

文字起こしのバイトと副業の違いは、雇用契約の有無にあります。
アルバイトは勤務先と雇用契約を結んで働き、副業として受ける文字起こしは案件ごとに仕事を請け負うのが中心です。

2つの違いを以下にまとめました。

比較軸

アルバイト

副業

契約の種類

勤務先との雇用契約

案件ごとの業務委託契約

報酬の決まり方

時給

1件ごとの固定報酬か時間単価

働く場所

勤務先が指定する場所

自宅など自分で選ぶ場所

始めるまでの手続き

応募と面接

サイトへの登録と応募

クラウドソーシングで仕事を受ける場合は、募集ごとに応募して契約を結びます。
勤務する曜日や時間が決められていない分、作業する時間帯を自分で組み立てられます。

本業の休みが不規則な人でも、空いた時間に合わせて文字起こしの副業を進めやすいでしょう。

週1日の作業でも続けられる?

週1日の作業でも、音声の短い案件を選べば続けられます。
文字起こしは案件ごとに受ける仕事のため、次の依頼を受けるかは自分で決められます。

時間単価1,500円をもとに、週の作業時間ごとの目安を以下にまとめました。

週の作業時間

月の作業時間

月の契約金額の目安

2時間

8時間

12,000円

4時間

16時間

24,000円

8時間

32時間

48,000円

クラウドソーシングで仕事を受ける場合の時間単価1,500円をもとに、1ヶ月を4週として計算した目安です。
ここからシステム利用料が差し引かれるので、手元に残る額はこれより少なくなります。

受けられる件数は募集の状況で変わるため、表の金額どおりに毎月受け取れるとは限りません。
まずは週1本のペースから始めて、こなせそうなら少しずつ本数を増やしてみてください。

会社が副業禁止でも受けられる?

会社が副業を禁止している場合は、まず勤務先の就業規則を確認してください。
禁止の範囲は会社ごとに違い、届け出を出せば認められる場合もあります。
副業の規定が見当たらないときや、書かれている内容の解釈に迷うときは、人事・総務の担当者に問い合わせておくと安心です。

確認しないまま始めると、後から本業の方で問題になるかもしれません。
勤務先のルールをはっきりさせたうえで、文字起こしの案件に応募していきましょう。

まとめ|AIを味方にして文字起こしの副業を始めよう

さっそく、文字起こしの副業を始めていきましょう。
未経験から文字起こしの副業を始める5ステップは以下のとおりです。

  1. 静かに音声を聞ける作業環境をそろえる

  2. クラウドソーシングへ登録し本人確認を済ませる

  3. AIツールを1つ決めて手持ちの音声で練習する

  4. 未経験可の短い案件に応募して1件目を受注する

  5. 納品後に評価をもらって実績として残す

手作業だけで進めると時間ばかりかかりますが、AIに下書きを任せれば1本にかける時間を短くできます。
受け取った評価が1件ずつ増えていけば、字幕データの作成や動画編集・ライティングなど、応募できる仕事も増えていきます。

この記事が、あなたの在宅ワークを始めるきっかけになればうれしいです!

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